2012年02月24日

兄弟姉妹での違い(想い出:3話目)

娘は、次女と一緒に遊びながら、
走りまわっている。
捻挫の心配は、無くなったようだ。


しかし、
娘は、無理にでも泣こうとする癖がある。

確かに、生まれてきてから今まで、
次女、三女に比べて、泣き虫的ではあったが、
ちょっとした事でも、なんとなく悲しいと感じたら、

涙はでない目を無理矢理こすって、
泣こうとする。

よく、赤ちゃん戻りという言葉があるが、娘は、
三女(三女は、現在10ヶ月)が泣いて、
ママを呼ぶ姿を真似て、もしくは、
甘えて、無理にママに、気を引こうとする行為を
行おうとしているように見える。

たぶん、問題は、三姉妹という構成。

もちろん、性格はあるから、一概に、そうだと
言いきれないが、甘える点は、恐らく、
三兄弟より、三姉妹の方が、
ママに甘えるのだろうと思える。

無論、甘えるの意味について、
男の子が、ママに甘える点と、
女の子が、ママに甘える点が違ってくるのは
分かるが、そこはさておき、

サッカーをやっていくのにおいて、
やはり、格闘技と似た闘争心が無いと、
いざ、体のぶつかりあいや、1対1の勝負などの
場面で、勝つ事ができないと予測されるし、

常に、『負けない』という気持ちを持って、
挑んでいないと、上達の速さに遅れをとる事にもなる。

多分、この点で、
いくら、名コーチが直接指導しても、
本人が、その気にならなければダメだと思う。

それは、ここまで、キッズサッカーに通って、
目の当たりにしてきた。

娘は、それでなくても、人見知りが激しくて、
まだ、挨拶もできないし、分からないもの、
こわいもの等には逃げる癖(泣こうとする)がある。

実際、キッズサッカーに練習に行って、
キッズサッカーの練習前に、私(パパ)と一緒に、
私の教えるメニューをこなしている方のが、
キッズサッカーの練習が始まってからより、動いている。

なにせ、練習が始まってから、コーチの手をつかんで
何もしないという時間がけっこうあったりするので、
練習自体なら、私と2人でやった方のが、
やっているというカンはある。

しかし、別に、サッカーが上手くなってもらうだけが、
目的で、ここにきたのでは無いので、団体生活や、
人と慣れる事も覚えてもらいたので、そちらも、
少しずつ、覚えてもらいたい。

でも、最初の話に戻るが、泣こうとする癖がある為、
そこを克服するのに、かなり時間がかかる。

人は人生の中で、障害となる壁が立ちはだかった時に、
そこをどうにかしてこえないと、
そこを乗り切れないものだと思う。

娘は、その壁にぶつかり逃げて、
また、同じ壁があらわれると、泣いて、
逃げていると言いたいのである。

同じキッズサッカーに来ている同世代の女の子で、
上に兄がいる子は、サッカーが上手い。

もちろん、サッカーが上手いだけでは無くて、
男の子とぶつかってしまうような場面でも、
やめたりするような事は無い。

多分、こういう所が、三姉妹と、
上に男兄弟がいる差なのだろう。

男兄弟が上にいれば、キッズサッカーに練習に
来ていない日でも、恐らく、遊びで普段から、
サッカーをやっているのだろう思われる。

なぜなら、すでに、サッカーの基本ができているから。

でも、逆に、下に、女の子の姉妹のいる男の子は、
穏やかになろうとするようだ。

キッズサッカーで、私と娘に声をかけてきた男の子が、
練習試合だけの日に、他所のキッズサッカーの男の子と、
ケンカになりそうな場面があった。

しかし、その私と娘に声をかけてきた男の子は、
事を丸くおさめようとし、おさまった。その男の子は、
下に、女の子の姉妹がいる。これが、男兄弟だけなら、
ケンカになっているのかなと思った。

つまり、兄弟、姉妹の関係で、勝負事、争い事などの場面で、
結果が大きく変わっていってしまうという事。もちろん、
本人の努力次第で、この先は変われるものだが、
それでも、男の子の兄弟がいる所には、勝ちにくい気がする。


娘にはもう少し、強くなってもらいたのだが…。


娘は、サッカーの時に、男の子とちょっとぶつかっただけでも、
『こわかったの』と言って、男の子とぶつかった直後から、
コーチと手をつなぎ、まったく動かないという事もあり、

芝生で転んで、ズボンが汚れたら、これでもか!!っていう位、
芝生の汚れを振り払っている。

…そんな事は、サッカーが終わってからやればいいのに…。

っていうくらい、神経質な娘なのである。


では逆に、キッズサッカーも、女の子だけで、
サッカーをやれば少しは安心かと思えるが、
多分、そういう事をしたら、女の子達は、
やらないと思う。

なぜなら、キッズサッカー中、
自然と、女の子だけで固まる事があって、
そんな時、よく動ける女の子でさえ、そこに
なぜか、集まってしまう。

一方、男の子は、放っておいたって、
ボールを取りに向かう。

こういうのって、男の子と、女の子の
本能なのだろうか…。

つまり、小さな女の子だけを集めて、
サッカーをしても、それは、お遊戯に
なってしまう。っていうより、お遊戯的にしないと、
やらないと思う。

上に男兄弟がいて、サッカーの経験があるなら別だが…。

ここまで観てきて、そう思った。


ただ、娘は、サッカーをやめるとは、言わない。
逆に、私が、『じゃあ、サッカーやめるのか!?』と
聞いても、サッカーはやると言う。

奥病で、神経質で、
泣こうとする癖のある娘だが、
どういう所にひかれるのか、やめるとは言わない。

あとは、お友達ができれば、変われるのだろうか…。
そして、そのお友達もサッカーをやれる子なら、なお良いのに。



同じカテゴリー(手記)の記事
 長女が、サッカーボールで遊んでいた。 (2016-03-24 23:48)
 4月10日[日]に、長女が、U-10クラスでサッカー復帰。 (2016-03-21 17:11)
 昨日のガールズ練習の、3vs3の少人数ゲームは、長女の力を引き出してくれた。 (2015-05-31 19:16)
 三女のサンダルを履いたままのパスが正確。 (2015-05-28 00:03)
 次女の意外な才能・・・パスセンス。 (2015-05-24 19:26)
 次女の意外な才能・・・ドリブル。 (2015-05-06 18:10)

Posted by けん20160408 at 04:30│Comments(0)手記
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。